平凡

平凡

4月点描

5月になりました。まさに風薫る季節。ゴールデンウィークもなかなかの好天でしたね。というわけで、4月の振り返りを。

 

 

4月は忙しくて、何か書いていないと気持ちがグラグラしたので、一時期はブログを毎日更新をしていました。何か書いてお出ししていると、精神が安定してよかったです。時間的にもネタ的にも、ちょいと頑張って書くぐらいがちょうどいいのかも。

 

4月といえば、新クールのアニメがスタート。チェックでわたわた。

 

そして、これは4月に限った話ではないのですが、人生ではじめて大河ドラマを見続けています。とはいえ、すでに計2話見逃しているのですが……。

毎週日曜20時は『鎌倉殿の13人』待機。そろそろ権謀術数が大事な局面に差し掛かってつらい展開が増えてきました。4月は上総介広常の壮絶な最期が描かれました。最後まで見届けられるでしょうか。

本筋とはそれますが、合戦シーンが大胆に省かれることに驚いています。あの……馬が坂を駆け降りてくるやつ、実際には見せないの……⁉

 

驚いたといえば、4月に書いた記事では、『継母だけど~』感想は、アップした当日から検索エンジンからのアクセスがありました。

https://hei-bon.hatenablog.com/entry/2022/04/23/073000

いまもコンスタントに検索流入があります。とはいえ、このブログですから。アクセス数が多いといっても、あくまで「当社比」。

Googleで作品タイトルで検索するとネタバレ含む紹介ブログが多数ヒットするのですが、感想は意外と見かけない。その辺がよかったのか、あるいは「ストーリーが知りたかったのに!」と、即ブラウザバックされているのか。

で、今こそこの記事の「直帰率」と「滞在時間」をチェックしたいのですが、Googleアナリティクスでデータが拾えません。アナリティクスの方式が変わるとかなんとかで「いち早く対応しちゃうぞ~☆」と変更したら、やりかたを間違えていたらしく、拾ってくれなくなりました。「撤退もまた勇気なり」と戻してみたものの、それも間違えていたらしく、うまくいかず。困っております……。

 

おまぬけな事情はさておき、当ブログで「長期間コンスタントにアクセスがあり、滞在時間から察するにしっかりと読まれいている」記事といえば、『月曜日の~』の感想なんです。

https://hei-bon.hatenablog.com/entry/2018/04/06/080000

『継母だけど~』の感想も、同じような記事になってくれたらうれしい。同じ作品を好きな人に見てもらえる可能性があるのは、夢があります。

※この記事内で作品名を省略しているのは、検索に引っかからないといいなあという祈りです。

 

4月ははてなブログ運営が、以下の2エントリーで「人柄が見えるブログ」をプッシュしていていいなあと思いました。「人らしさ」と「日常」はまさにわたしが個人ブログに求めること。

ブログを読むのは、そこに「人らしさ」があるから - 週刊はてなブログ

他人の日常を垣間見ることができる「純日記」の魅力を伝えたい - 週刊はてなブログ

「純日記」タグで、気になるブログを見つけやすくなってうれしいです。

わたしは「●月●日何をした」形式の、日記らしい日記を読むのはとくに好きです。自分自身書いているのはそういった形式のものではないのですが、あこがれがあります。みんなもっと日常を垂れ流していこ! と常に思っています。他力本願。

そんなわけで、「役に立たないブログ記事は、検索でヒットすると人の迷惑になるぅぅぅぅぅ??? 人の勝手だよ!」とふだん思っているわたしですが、当ブログでもおそらく「検索で来たもののがっかり直帰記事」(PVがコンスタントにあるけれど直帰率100%滞在時間0秒)がありまして、そうすると「すんません」という気持ちになる。生き様を貫く難しさを感じます。

 

そういえばブログとは別に、「毎日1行でも書く」を積み重ねている文章がありまして。たいていこういうのは「『1行でいい』と思って書き始めると、1000文字ぐらいは書いちゃうものですよHAHAHA」とつづくものですが、わたしはマジで1行しか書かない日もけっこうある。それでもなんとか形になってきたかもと思っていたのですが、ところがどっこいそんなに甘くなくて、4月の終わりからぐじゃぐじゃとやり直し。ブログの記事もこっちも、さっさと公開して数撃ったほうがいいんだろうなと思いつつ。

 

私的な文章と仕事の文章はまったく異なり、よい相互作用を感じることはほぼないのですが、「粘り強く題材やモチーフにふれ続ける、思考を割く時間を増やすことで打開できるものがある」は仕事で得た確信かもしれません。仕事で思考が必要な論考とか書いてるわけじゃないんですが、お店紹介でもなんでも、何かが引っかかって書けなくなっちゃうことがあるのです。あきらめずやっていきます。

 

4月はリアル書店でたくさん本を買いました。なかでも『現代ロシアの軍事戦略』『ベリングキャット ――デジタルハンター、国家の嘘を暴く』『独ソ戦』は集中して読めてよかったです。この3冊を選ぶきっかけになった現実は、まったくよくありませんが。感想はまた一エントリーにまとめるかもしれません。

最近はもっぱら電子書籍派になり、「置き場所を考えないので気楽に買えて、書籍代はかさむが読書量も増えた」と喜んでいたのですが、それでもやっぱりリアル書店はいい! 衝動的に欲しいものをガンガン買い物かご(物理)に放り込む喜び! ハードカバーガンガン買って、樋口一葉福沢諭吉が飛んでいく! 最高~~~!!!!!

と、なんだかハイになってしまい……。

もちろんそのあと、お財布を見て気持ちが沈むのですが、ページを開けば一変。「こんな知識や情報がわかりやすく書かれて1000円以下⁉」とか、「2000円払えば、こんな遠く離れた国の物語を自分の母語(要するに日本語)で読めるなんて」と思うわけで、読書道とは絶え間なきアップダウン。この「書籍の価値」は電子書籍でも変わらないはずですが、物理書籍のほうが強く感じます。

それと、図書館で借りたり返したりを繰り返していた絶版資料本を「日本の古本屋さん」でついに購入。手元にある心強さを感じますが、財布には心もとなさを感じます。

 

振り返ると、これでええのか人生? という感じがありますが、とりあえず、5月も元気に生きていこうと思います!

 

画像は《春らしい野花のフリー素材 https://www.pakutaso.com/20170558142post-11584.html