夜風涼しく、月光さやけき、虫の音がひびく夏の終わり――。
ロマンチックですが、この年になっても「しゅ、宿題が終わらない……!」と焦りを感じます。
子どもの時代の悪行は一生たたります。くわばら、くわばら。
8月が終わりました。
8月初旬は、新型コロナウイルス感染症のバリバリ有症期間からの回復期でした。
コロナのことは過去記事に書きました。
食料さえなんとかなり、家の中では自由に過ごすことができれば、外出に制限がつくことはまったく苦になりませんでした。
わたし、こんなに出不精なんだ……とショックでした。
刺激があまりになさすぎるといいものを書けないので、意図的に外出機会を増やそうと思います。
コロナワクチンを3回打ち、さらに罹患したのだから、いまがいちばん抗体値が高いんじゃない!? というわけで、夫婦で快気祝いにファミレスでパフェを食べました。
パフェを食べたのは、おそらく3年以上ぶり。
いいものですね、パフェ……。とてもうれしかったです。
うちは外食をすごく警戒していますが、これが正しいとは思っていなくて……。
引きこもろうと思えば引きこもれる生活を送っていると、無駄に警戒「できてしまう」んですよね。
東京のコロナ感染者数がかなり多い時期だったので、人手が足りないのか、パフェ提供まで40分ぐらい待ったことも印象的でした。
コロナ罹患直前に配信で前編を見た劇場版『輪るピングドラム』(劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』)。
自宅待機期間中に上映が終わっていたらどうしようかと思いましたが、後編を劇場で見られてとてもうれしかったです。
劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』があまりにも良くて思考停止しているので、支離滅裂に書く - 平凡
映画といえば、『ONE PIECE FILM RED』を見ました。
噂には聞いていましたが、いろんな意味ですごい作品でした。
『ワンピース』で変化球的な作品といえば、細田守監督による『 オマツリ男爵と秘密の島』の名前があがりますが、そんなもんじゃありませんでした。
冒頭から隠し事をしないし、ウタちゃんの歌の歌詞にはバンッバン真実が歌われているし。
見た後は、うにとチョコレートとデスソースと炭酸飲料と高級ステーキを口にぶちこまれた気持ちになりましたが、
実はそれがすごい塩梅で計算されており、『RED』という唯一無二の味になっている……てな作品でした。
「●●●が●●で●●●になる話」なので、この作品単品で好きになる人もいると思います。(ネタバレOKな人は文末で確認してください。ただし、はてなスターを付けたりブックマーク付けたりするには下部へのスクロールが必要なので、ネタバレNGの方はお気をつけください)
ぜひ劇場で見てほしい作品です。
そして何より、冒頭の民の訴えから、
「わたしは何を見せられているの……。『ワンピース』の映画を見に来たんだけど。いや、ナミちゃんの出自とかこんな感じだけどさあ」と戸惑うことが多かったのに、見終わると「『ワンピース』、読み直してみようかな」となっている。
ちゃんと作品に回帰させるんです(わたしは途中離脱組です)。
実際、単行本も売れているらしいです。
すごい、すごすぎる。
作品がはじまって20年以上経ってこんな映画出してくる、そしてこんな内容を内包できる。
作品の底力を感じました。
また、Adoさんの表現力には舌を巻きました。怒り、やるせなさ、哀しさ、そういったものが歌を通じてビシビシ伝わってくるんです。
中田ヤスタカさんや秦基博さん、Mrs. GREEN APPLE、Vaundyさんなどなど、当代一流のポップアーティストがシビアなウタの心情をストレートに楽曲で表現しているところにも製作陣の本気を感じました。
それと、Web小説投稿サイトへの投稿を再開しました。
創作の話をあれこれここで書くのはどーかと思う。が、整理するために書く - 平凡
ひとつの作品を長くつづけると、感じることもいろいろ……。
たぶんまた、ブログでいろいろ吐露してしまうと思います。
てか、いまひとつ、下書きしている記事があるのです。
楽しいことにはまちがえないです。
それにしても、「書く」とか「描く」とか「創る」とかアウトプット系の行動って、ついつい意味を問い、求めてしまうのはなんででしょうね。
ブログについて「なぜ書くのか」を問い直す記事はよく見かけますし、わたし自身も書いています(この文章自体もそうです)。
たとえばスキューバダイビングや登山をやっていて、「こういう理由でやっている」「別にプロになりたいわけじゃない」「できればお金になったらいいと思っている」とか言うことってあんまりないと思うんですよね。
クレジットカードの不正利用未遂がありました。現在は、すでに新しいクレジットカードが届いています。
それと、5年ぐらい前に序盤だけブログにアップして、ずーっとほったらかしにしていた「海外旅行で病院送りになった」話。
やっとまとめてアップできて、肩の荷が下りた気分です。
当時、「続きはないですか?」とコメントくださった方、見てないだろうなあ……。
申し訳ありませんでした。
8月中旬、久しぶりの方からお仕事いただけてうれしかったです。
8月下旬には、近所のコンビニが「新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2日間お休みします」と一時閉店。
おそらくスタッフさんに感染者&濃厚接触者多数で回らなくなったのでしょう。
これも2022年夏の風景だなと思いました。
同時期、仕事でご一緒した方が、次の日コロナと診断された、てなこともありました。
濃厚接触者にはあたらないけど、といちおう連絡をいただきました。
両方、コロナ流行の猛威を感じたできごとでした。
8月は……正直、「外出しちゃいけない=外出しなくてもいいお墨付きがもらえた」コロナにより、意図的に作っていたちょっとした外出習慣が吹き飛んだひと月でした。
というか、吹き飛んではじめて、「意図的に作っていたんだな」と気づきました。
昼間は命の危機を感じる暑さだったし……。
今年もあと3か月。
唐突に、なんとなく年内にできたらいいなということを書いておきます。
・スマホ機種変して容量を増やし、写真を撮り、ブログのキャッチ画像に自作を増やす(いま、スマホの容量がほぼ満杯で写真が撮れません)
・旅行
・犬とか……お迎え……できないかな……
9月は忙しくなりそうなのですが、自分を整えてがんばっていきたいと思います!
※この下に『ワンピース』のネタバレがあるので、回避したい方はお気をつけください。
画像は《涼を味わう日本のフリー素材 https://www.pakutaso.com/20220812224post-42148.html》
ネタバレで伏せた部分は、「女の子が彼岸で禍ツ神になる話」です。正確には彼岸じゃないけど。