10月最初の週末は、とあるライティングスクールが破綻したとかで、一部界隈がザワついておりました。
そこはWebライターを育てるスクールで、講座修了すると好条件の案件を紹介してくれるのが魅力だったようです。
Webライター業界とわたしのような古いライター界隈って、「別の国」って感じで、お互い興味を持たないんですよね。
いい悪いじゃなくて。
でも、うーん。
スクール破綻にまつわるいろいろな反応を見ていて、業界についての無知を悪用している人がいっぱいいるなあと感じました。
いま、「フリーランスになる」「在宅で働く」「Webライターになる」が、いろいろな困難を抱え、弱った人の希望の受け皿になっています。
もちろん、志望者は弱った人ばかりではないですよ。
困難を抱えながらも、道を切り開いている人もいるでしょう。
でも、なんらかの困難を抱えた人が、「これなら」と思って飛び込んで(ここまでは問題がないのです)、スクールや商材にお金を払っているケースは多い。
そのなかには、あやしいものも相当数あるのではないかと思います。
よその国(比喩)の商売に言えることなんて、何もないかもしれないですね。
それでも一フリーランスとして、これ一本で食ってるライターとして、自分にも何かできることはないのかなあ、なんて考えています。
外から見りゃみんな同じ「ライター」ですしね。
その「ライター」が釣り餌にされているのは、気分が悪いって話なのでした。