平凡

平凡

神社で結婚式をする、ということ8 ウエディング専門のカメラマン以外に撮影依頼したときのメリットとデメリット

結婚式でのカメラマンは、個人的なツテのあるプロの方に依頼した。

普段は雑誌などの写真を撮影しているカメラマン氏だ。

失礼かもしれないと思いつつ、お願いをしたら引き受けてくれた。

 

あまり需要はないかもしれないが、

プロデュース会社にセットになっているプランや

ウエディング専門カメラマンに依頼しない場合、

何が起こるかを記しておく。

 

まずは、私が個人的に考える、

プロデュース会社のセットやウェディング専門カメラマンに頼む場合と、

それ以外のカメラマンに頼む場合の、メリット、デメリットを記しておく。

 なお、「それ以外のカメラマン」は、プロで、なおかつある程度見知った人という前提だ。

 

<プロデュース会社などのカメラマン>

メリット

  • 説明や事前打ち合わせがいらない
  • ウエディング写真の撮影に慣れている
  • 当日、自分たちで主導しなくてよい
  • アルバムもだいたいセットになっている
  • 小道具が必要な場合、それを持っている

 

デメリット

  • 当日まで、どんな腕前のどんな人が来るかわからない
  • データを全部もらうには、別料金が発生することが多い

 

先ほどはいっしょくたに書いたが、

プロデュース会社などでセットになっているプランと、

「ウエディング専門カメラマンに頼む場合」は、また別だと思うので、別立てで。

 

<ウエディング専門カメラマン、とくにネットで作品を挙げている人に頼む場合>

メリット

  • 打ち合わせが必要なこともあるだろうが、ウエディングの写真撮影に慣れている
  • ネットなどであらかじめ作風がわかる
  • 人によっては、斬新な構図でウエディング写真を撮っており、アイデアが豊富なことも。「私らしい」一枚が撮影できる可能性がある
  • アルバムがセットになっている

デメリット

  • お値段はセットプランより高いことが多い

そして、これは、多くの、ほとんどのカメラマンの方には関係ないことだと思うので、

書くのがはばかれるのだが……。

前に、ウエディング専門カメラマンの方が、ブログに依頼主のことをアレコレ書いているのを見たことがある。

ブログやツイッターを見ておくとよいかもしれない。

 

<専門以外のプロのカメラマンに頼む場合>

メリット

  • どんな人物でどんな写真を撮影している人か、あらかじめわかる

デメリット

  • 挙式の流れ、現地の状況などを一から説明する必要がある
  • 「こんな絵がほしい」というのも、事前にはっきりさせ、伝えておく必要がある
  • 小道具がない。必要なものがあるなら、事前にチェックし、自前で用意する
  • アルバムは自分で作る必要がある

 

専門カメラマンとの違いで出てくる「小道具」。

神社挙式の場合、とある小道具がないと、撮影できない写真がある。

その小道具は、「緋毛氈」などの敷物。

撮影できない写真は、

「屋外で、白無垢や色打掛の裾をつままず、下しているところ」だ。

貸衣装屋にもよると思うが、我々が依頼した会社は、

「緋毛氈がない場合、屋外で衣装の裾は下さないこと」という規定があった。

 

緋毛氈はamazonでも買えるが、値段はいろいろ。

手が出る価格のものは安っぽい? とわからず、結局、ナシで進めた。

後悔はしていないけれど、ずーっと裾を上げているのは、

けっこう疲れる。手がつりそうになった。

あと、小さな神社の場合、境内カットは単調になりがちなので、

緋毛氈があったほうが変化がつけられるメリットもある。

ただ、挙式当日、境内にかなり参拝客がいたので、

緋毛氈敷いて、思うような写真を撮影できたかと考えると、

その可能性は低いように思う。

 

長くなったので、カメラマンとの事前打ち合わせに何を用意したかは、

改めて書こうと思う。