平凡

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神社で結婚式をする、ということ2 挙式場所に神社を選んだ理由

結婚式・披露宴は小さく、と決めた私たち。

では、友達はどうする? という話に。

双方、友達は本当に少ない。

幼なじみ、職場で親しくなった人など、知り合った経緯もバラバラ。

私たちがホストに徹するとしたら、みんなの合間は取りもてない。

ということで、招待者は親兄弟のみに。

この段階で、両家の親に、「この規模の結婚式でよいか」と確認を取る。

幸い、両家とも親戚づきあいに熱心ではないので、

むしろ喜んでもらえた。

 

親兄弟だけなれば、海外挙式はどうか。

夫も私もそれぞれに海外挙式に列席したことがあり、よい印象をもっていた。

が、親ももう若くはないし、

列席者に小さな子どももいるので、これも却下。

 

そうこうするうち、 

結婚式の形は、自然と神前式に決まった。

私たちは、無宗教を自称するけれど、なんとなく、八百万の神は信じている。

初詣に行けば墓参りもする。

教会式や人前式もあるけれど、

どうせ挙式をするなら、神社という馴染みがある場所でやりたいと思った。

たとえ神前式に歴史はないとわかっていても、である。

 

もうひとつは、ずっとなくならない施設で挙式をしたかったというのもある。

神社はめったなことでは廃れないだろう。

折にふれてふたりで気軽に訪れたり、

もし子どもを授かったら、一緒にお参りすることもできる。

 

では、どこで挙式するのか?

いよいよ、挙式計画が具体的になってきた。