平凡

平凡

食洗機買ってそろそろ4か月。いかがですかー?

最近、ちょっとなんだかアレでして、書くのも読むのもあまりはかどっておりません。でも、書かないとよけいに頭がはっきりしないんですよね。困ったものです。早く落ち着いて、皆さんのブログに遊びに行きたいものです……。

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念願の食洗機を買い、初稼働させたのが、昨年11月中旬。使いつづけて約4か月が経とうとしている。

うちで使っているのは、こちら。AQUAのADW-GM3という機種。

aqua-has.com

 

結論からいうと、「最高」。次に引っ越すことがあっても、マストで設置したい……というか、もはやなくては困る。

ただ、毎日使ってはいるものの、こう言い切れるようになったのは、ごく最近のことだ。

 

我々が食洗機を買うときに困ったのが、「ビジョンが見えないこと」。我が家の食器がどれぐらい入り、何をどれぐらい洗うのか。予洗いが必要というが、そのめんどうさがあってなお、手洗いよりラクなのか。汚れはぜんぶ取れるのか。音がうるさいとよく聞くが、大丈夫なのか。などなど。

そこで、誰かの役に立てばと、食洗機を使ってみての感想を書き綴ってみる。

うちのライフスタイルと食器の量

夫婦2人暮らし。在宅時間は長いが、がっつり料理するのは夕飯のみ。食洗機は夕飯後の1回使用。夕飯の時間は遅め。

調理のパターンで多いのは、炒めもの主菜1品、副菜1品、味噌汁、ご飯。

つまり、食後に流し台に並ぶのは……

食器→主菜皿×1、副菜皿×1~2、味噌汁椀×2、茶碗×2、箸×2

調理器具→フライパン、副菜の調理器具、味噌汁鍋、まな板、トング、お玉、軽量スプーンなど

食洗機に入れて洗えるのは、赤色にしたものだ。ここに食後のお茶を飲んだマグカップ×2が加わることもある。だいたい、それで庫内はいっぱい。本当はまな板も食洗機可に買い替えたいが、実際に食洗機に入れるとなると、容量的に厳しい。

 

食事が終ると食器は水でざっと流し、固形物がない状態にして食洗機に並べていく。基本的に簡単にしか流さない。ご飯茶碗はのり状になった汚れがつくが、それはそのまま。

 

食洗機ワンダフルなところ(メリット)

簡単な下洗いをして並べれば、洗い上がりは、たいていピカピカ。汚れが残る場合もあるが、手洗いのときとは残るものの種類が異なっている。食洗機では、一般に手洗いで残りやすい、ご飯ののり状の汚れや油汚れは間違えなく取れる。

残るのは、味噌汁椀の味噌の粒、鍋を使ったときにへばりついた野菜(見逃し)など。ただ、汚れがそのまま残るのではなく、簡単に水洗いすれば取れるぐらいの、軽微な状態になる。頻度も低いので苦痛ではない。

 

食洗機を買う前は、「調理や食事に使ったものを全部入れることができないなら、何が便利なのだろう」と思っていた。けれど、洗い物の半分以上を食洗機をお任せできることで、手間や心理的負担が大幅に減る。手洗いが多少あっても量が少ないので、水切り籠の容量を気にしなくていいのも、何気に大きい。

 

食洗機、困ったちゃんなところ(デメリット)1 音

音に関しては、正直うるさい。ナイトモードにしても、モーター音のようなものが相当響く。洗い上がりまでは2時間ほどかかり、そのほとんどで音がする。ワンルームの人や木造の集合住宅に住んでいる人など、間取りによっては注意が必要だと思う。

うちは今のところ苦情をもらったことがないが、これは角部屋で台所が隣室に接していないこと、各フロアの間取りが同じで、多くの世帯が寝室にあてるであろう部屋が台所から離れた位置にあることが大きい。現実には難しいけれど、ほかの世帯にどれぐらい響いているか、あるいは響かないのか、一度試してみたいところ。

 

食洗機、困ったちゃんなところ(デメリット)2 皿への負担

食洗機導入時にありがちなのが、「手持ちの皿が、食洗機OKかどうかわからない問題」。食洗機OKかどうかわからない皿は、食洗機使用を避けることをおすすめする。なぜなら、「食洗機OKかどうかわからない皿」は、けっこう割れる。大事な皿はゆめゆめ食洗機にかけないこと。

うちは4か月のうちに、皿が2枚割れた。1枚は陶器市で買った500円の粉引風の皿。15年ほど使っていたので、経年も大きかったとは思われる。また、粉引に見える皿を食洗機にかけんなよって話ではあるのですが……。

粉引きの器は使っているうちに釉薬や化粧に欠けが生じることがあり、わたしはそれを味わいだと思っている。

 

こんな感じの「欠け」です。

www.momofuku.jp

 

しかし、食洗機にかけるうち、それが「味わい」ではなく、はっきりと「ハゲ」な感じになってきた。そしてある日、食洗機を開けて見ると、大きくヒビが入っていたのだった。かわいそうなことをした……。

 

もう一枚は、大きめのカレー皿。つるりとした質感の洋食器だ。これもある日、食洗機で洗い終わると端が欠け、ヒビが入っていた。

食洗機は、食器にかける負担が大きいと推測される。よく使うサイズの器は、「食洗機OK」に買い換えることをおすすめしたい。

食洗機Tips1 食器により「並べやすさ」が変わる

食洗機用に新たな器を買うなら、「並べやすさ」も考えたい。

食洗機使用時の手間のひとつに、食器を並べる行程がある。この「並べ」の手間が、食器の形状によって大きく変わってくるのだ。

前述したように2枚の皿を割ってしまい、新たに「食洗機OK」の皿を購入。それほど深みがない平たい皿にしたところ、並べやすさが段違いに*1

また、私の茶碗は一般的な形状、夫の茶碗は妙に深みがある形をしている。私の茶碗のほうが、味噌汁椀などとに並べるのが圧倒的にラク。イレギュラーな形状のものは、たいてい並べるのに苦労する。

食洗機を買ったら、少しずつ調整していくといいと思う。

食洗機Tips2 任せられるものが多いほどラクになる

食洗機を買うときに悩んだのが、サイズ。小型にしてこまめに回すか、できるだけ大きなものを買うか。結果、鍋などが入りやすそうな、すこし大きめのものを購入。

フライパンなどの大物をまかせられるのは、やっぱりラク。2人暮らしなら、フライパン、鍋が1つは入る大きさのものがおすすめ。

そして、料理と食事に使ったものをすべて入れるのが無理だとしても、「食洗機に入れられるもの」が多ければ、それだけ選択肢が広がる。たとえば、まな板が食洗機可能であれば、「今日はまな板の汚れがひどい」というとき、鍋より優先してまな板を入れることができるなど。

また、調理器具に食洗機OKのものが増えてくると、休日のランチ時などの、「軽い料理をしただけなので皿の数は少ない。が、調理器具はそれなりの量。洗い物がだるい」ときにも食洗機を使うことができる。

 

気になる電気代は……?

食洗機を使い始めて間もなく冬を迎え、暖房代も含めて電気代が跳ね上がったのでちょっとわからない。ただ、食洗機はそれほど電気代を食っていない気がする。ちなみに常時乾燥まで使用しているが、うちの食器洗い乾燥機の乾燥機能は熱ではなく、「温風乾燥」なので、使用電気量は他のメーカーのものよりは少ないとされている。そのかわり、伏せて置いたマグカップのおしりのところに水がたまるなど、水切れは多少悪い。

 

食洗機については、今のところ、「イメージがわかなかったけれど、使ってみたらこまごまとしたところがカバーできてとても便利」が結論。

これ、ルンバとかも同じなんではあるまいか。ベッドの下とか、今みたいにかがんでノズルを伸ばして掃除しなくてもいいだろうし……。当たり前にやっているときは気づかないこまごまとした手間は、意外とあるものだ。便利家電への興味は尽きない。

どなたかの参考になれば幸いです。

 

 

食洗機購入1か月ほどのときに書いた記事はこちら。

hei-bon.hatenablog.com

 

写真は前回に引き続き、

《広々なキッチンのフリー素材 https://www.pakutaso.com/20211230337post-37884.html

*1:ギリギリカレーは盛れるがシチューは不可、ぐらいのくぼみがある皿