平凡

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神社で結婚式をする、ということ5 プロデュース会社選び

小さな神社での挙式は、フリーダムだと思う。

神社側が決めているのは、挙式料金と、雅楽の有無ぐらい。

 

服装もいろいろ。

我らがY神社、もとい、ここからは具体名を出して書くが、

代々木八幡宮は、平服挙式OK。

ウェディングドレスで挙げた人もいるとのことだった。

小さな神社でも、新郎新婦平服NGなところもあったと思う。

 

ドレスを着るもよし、

振袖を着るもよし、

憧れのアンティーク着物をレンタルするもよし。

 

私はやはり白無垢・色打掛が着たく、

ブライダルプロデュース会社を探すこととなった。

 

プロデュース会社の情報は、

インターネットで「神前挙式 プロデュース」と検索するほか、

神社へ下見に行くと置いてあるチラシや、

神社の「結婚式」ページからのリンクでも知ることができる。

ただし、神社自体はどこも推薦しておらず、

チラシを置いてるだけ、リンクを張っているだけなので、縛りはない。

 

個人店に近いところだと、ホームページが充実していないこともあるので、

チラシは貴重な情報源だった。

 (手書きのチラシもあった)

 

プロデュース会社は、3タイプに分かれる印象だった。

母体の想像がつかない総合タイプ、

貸衣装屋が母体にあるタイプ、

日本髪を結える美容師や美容院が衣装レンタルもやっているタイプ。

美容師や美容院が母体のタイプは、個人店に近いところが多い。

 

神社の口コミは「みんなのウェディング」でたくさん見られるが、

プロデュース会社の口コミは意外と少ない。

予約をして、いろいろ回って、フィーリングに合ったところに

決めるしかないと思う。

 

私はこれといったビジョンがあるわけではないので、

個人よりは、比較的、大きめのところにしぼり、

2軒回っただけで決めてしまった。

 

1軒目は、担当者がプロフェッショナルで感じがよく、

料金も格安だったが、

男性の袴が1種類しかなく、それが光沢ある茶色ベースで

イメージと違ったため、候補から外した。

(実際はきちんとしたものかもしれない)

中央線の某駅、雑居ビルの地下にある店だ。

 

2軒目は、都内に2店舗をもつ中堅といった印象のプロデュース会社。

1軒家風の店舗で、打ち合わせスペースも、ちょっと高級感がある。

衣装の質も高いように見え、料金も1軒目より少し高い程度。

感じもよかったので、ここに決めたのだが、

決めてからしかわからない不満が出てきて、

式直前は微妙であった……が、それはまた改めて。

 

実際回った2店舗ほか、サイトを見ていても、

衣装の質はまちまちなのかな? という印象を受けた。

私は着物を見る目がないので、印象でしかないけれど。 

 

プロデュース会社では、1回目の下見から、

黙っていてもこんな衣装があるんですよ~と

着物をバンバンはおらせてくれることもあるが、

そうでないこともあると思う。

衣装のクオリティを見て決めたい場合は、

その旨を予約時に伝えるのがおすすめ。

 

また、男性の羽織・袴は1種類、ないし2種類しか選択肢がないところが多い。

これは総合ブライダル型の貸衣装でも例外ではない。

意外に、黒い紋付・袴ではなかったりする。

選択肢が少ないからこそ、これは最初の下見でチェックしておいたほうがよいと思った。

 

プロデュース会社を決めたら、式に向けて、衣装合わせが始まるのだった。

 

プロデュース会社については、この記事にも書いた。

hei-bon.hatenablog.com